診療案内

衝撃波治療

なかなか治らない腱や靭帯の痛みに

衝撃波とは、高出力の圧力波です。患部に衝撃波を照射する事で痛みを改善する効果があり、様々な整形疾患やスポーツ障害で効果的な治療法として行われています。
衝撃波の照射時に、患部に痛みはありますが、麻酔や特別な管理が必要ないため、外来で可能です。治療時間は約10分から15分ほどです。
当院では2015年2月に厚生労働省の薬事承認を取得した最新機器であるDUOLITH‐SD1を2020年より導入し衝撃波治療を行っております。

対象となる疾患

日本国内では、難治性足底腱膜炎(6ヶ月保存治療して有効でないもの)は保険が適応されます。
他の疾患は保険外診療となりますが、テニス肘、野球肘、アキレス腱炎、腱板炎、石灰沈着性腱板炎などの様々な疾患に効果が認められております。
副作用が少なく、安全な治療です。

治療の流れ

治療を希望される患者様は、まずは整形外科外来を受診して頂き、衝撃波治療が適応になるか否かを整形外科専門医が診断致します。
その後、衝撃波治療の予約をしていただき、治療開始となります。照射は一回で終了する事がありますが、一定期間をあけて複数回(2~3回)照射する事でより治療効果が得られます。
長期にわたる痛みでお悩みの方や、早くスポーツ復帰を目指す選手にとって非常に有効な治療と言われています。衝撃波治療に関する疑問やご不明な点がありましたら、主治医または理学療法士までお尋ね下さい。